こんにちは!
ライフハッカーFPの松岡です。
日々、お金を使わない日はないくらい、消費活動をしているかと思います。
ネットで買い物も普通になりましたから、「今日はお財布からお金出していない!」と思ってもAmazon定期便の商品が計上されていたり、子どもの給食費が引き落とされたりと日々お金がカンタンに出る世の中になりました。
No Money Day!と決めて、かなり意識しないと使います。
ちなみにお金を使わない1番の方法は、その日家に引きこもることです(笑)
そして、買い物をしたくなってしまいそうな情報には触れないこと、です。
雑誌
テレビ(情報番組)
サイト(自分の好きなジャンルや楽天など)
は購買意欲をそそります~(*`▽´*)
とはいえ、生活しているとずっと引きこもるわけにはいきません。
では、その支払いの中身をちょっと考えてみましょう。
今日は、家計簿のつけ方・節約ノウハウに登場することも多い「浪費か、消費か、投資か」というカテゴライズにフォーカスをあててみます。
家計簿をつけることが習慣化してきたら”家計の中身を検証する”という次のステップへ進みます。
消費:生活をしていく上で必要な出費。その場で消費し、なくなるもの。
投資:将来その分回収できるかどうか、何らかの形でリターンがあるか。
浪費:何も生み出さない。享楽にふけるため、不安を解消するために使う。
なんだか、分かるようで分からないですよね。
消費と思っていても実は浪費だったり投資だったり、というのはその人の考え方次第です。
例えば、有名パティシエのケーキを買うとします。
自分へのご褒美!として買ったならばどうでしょうか。
自分もお菓子職人として仕事をしている場合どうでしょうか。
お付き合いで見栄を張らないといけない場合はどうでしょうか。
お付き合いで相手に喜んでいただく場合はどうでしょうか?
明確に区別ができないですよね。
私も10年以上家計簿をつけてきて、その中身についてじっくり考えるようになった際、イマイチ分からないなあと感じていました。
しかもそれが結果としてどうなればどうなのか。
浪費は全体の3%まで
投資に5%は充てよう
平均と比べてどうなのか、ということでは1つの視点かもしれません。
「うちは浪費が多すぎだわ!」
「投資にはもう少しかけてもいいのかもしれない」
など相対的に意識する程度ではないでしょうか。
家計は本当に各家庭で異なります。
特に、戦後与えられた価値観を元にしたライフスタイル(男が一家の大黒柱、女は20代で専業主婦、子どもは2~3人)も大きく変わりつつあります。
収入や家計(支出項目)における”平均”ってもはや意味がないのではないか、と思います。
最近読んだ本にしっくりくることが書いてあったので紹介したいと思います。
坂下仁さんの『とにかく妻を社長にしなさい』の中の「お金の本質」について言及しているところです。
投資とは、人様に役立つことにお金を使うこと。
消費とは、自分と家族のためにお金を使うこと。
浪費とは、誰の役にも立たないことにお金を使うこと。
なぜなら、人様の役にも立たず、自分や家族のためにも役立たないのであれば、そのモノやサービスは必要のないものだからです。
「お得か否か」ではなく「役立つかどうか」「必要か否か」の視点でお金の使い道を判断できるようになります。そこで初めて無駄遣いを減らすことができます。
お金は天下の回りもの、というスタンスで、誰かが喜んでくれて感謝してくれる対価としてお金が巡ってくる、とのことです。
投機や株式投資・投資信託も魅力的ではありますが、私個人としては楽しくありません(ハッキリいっちゃった~)。株式を買うときに、結果として高値で掴んでしまって、後々下がるだけだった、というときは売り抜けた人には喜んでもらえるかもしれませんが、実感として感じません。
逆に、安く買ってたのが高く売れた~っとなっても(所詮庶民は少額)なんだか嬉しくありません。
本当に応援したい会社の株式を長期で持ち続けたり買い続けることはその会社のためにはなるかもしれません。
ただ私の場合は短期で売買をする株式投資に向いていませんでした。
これはあくまで私個人の感覚です。マネーゲームと割り切ったり、それが楽しくてしている、きちんと取り組んで生計を立てられる素質がある方はまた違うと思いますので。
というわけで、自分自身が起業をしようと思った後に読んだせいもあるかもしれませんが、「人から感謝されてナンボだなあ」としっくりきたわけです。
前職の営業でも、売りたい商品をPRするだけでなく、顧客が喜ぶことやニーズを探れと今までのやり方から変わりつつありました。
投資か消費か浪費かというテーマからちょっと話が逸れちゃいました(;^_^
お金を払う時に今一度考えてみてください。
その支出はご自身や家族にとってどういうものでしょうか。
こうやって意識することはすぐに身に付くものではないですし、様々な見方があるので一概にはいえません。
3つのカテゴリーに分ける、というところの1つの視点としてご紹介しました。
クリスマスやお正月は支出が多くなります。
気分も高揚し、わくわくします。
これは浪費だ、これは消費だなんて気にしながら買い物をしたくない時もあります。
そんなときは、予算を決めるだけでも変わってきます。
この年末年始は5万円、いつもより食材を高級にしたり、お出かけしたり好きなように使おう!(^^♪
ってな感じで。
ちなみに、我が家はエンゲル係数が跳ね上がりそうです(笑)
そして、来年をまた新たな気持ちで迎え、2017年の目標をクリアするために、予算を決め、何に使うのかを自分で、また家族と一緒に話をしてみてください。