建設業従事者必見!今のうちだけ!建設キャリアアップシステムの就業履歴を稼いでおかないと損をしますよ!というお話

2019年4月に本格運用を開始した「CCUS(建設キャリアアップシステム)」。

2023年度からは民間工事含め、CCUS活用へ完全移行を目指しており、いずれ登録が必須になるシステムであれば、先行者利益を取れる今がおすすめです。

CCUSに登録すると、技能者本人の氏名や住所などの情報に加え、加入する社会保険、保有する資格などが記録されたキャリアアップカードが発行されます。また、このキャリアアップカードは、技能に加え経験年数等に応じて4段階(レベル1からレベル4まで)に分かれています。(CCUSに登録しただけの技能者は全員レベル1のホワイトのカードです。)

現在、政府は技能者ひとりひとりがきちんと認知され、経験や資格を保存し、共有できる仕組みを作ろうとしています。https://www.ccus.jp/p/about

CCUSで過去の就業日数を計算するには就業履歴の蓄積された情報を参照すれば一目瞭然ですが、CCUS利用開始以前から従事している技能者の経験はCCUSに蓄積されていないため、評価することができません。

この場合、現在はCCUSに登録されている一番古い資格の取得日等から算出します。

ただしこれは2024年3月までの経過措置です。言い換えれば、現在は非常にお得な時期となっています!

それ以降はCCUSに蓄積された就業日数や立場等で審査されるようになります。(現場でカードを通して貯めた就業日数等で判断されるようになります。)

つまり、建設業で10年の経験があっても、CCUSの登録をしてから2年しかない技能者は、経験2年と判断されてしまうようになります。

技能者のレベル判定(能力評価)は自動更新ではないため、都度申請が必要です。

大事な経験年数を無駄にしないためにも、できるだけ早くCCUS登録をし、「1日でも早く就労状況蓄積をスタートさせる」ことは、技能者の将来のキャリアアップにおいてもとても重要ではないでしょうか。

また、いずれこのカードによる勤怠管理もできれば「出面管理」も楽になるでしょうね。そんなシステムも構築したい、事業者さん・職人さんのお役に立ちたいと考えております。

まだ導入・登録がお済みでない方、どうしたらいいのか分からない方、当社はインターネット申請で代理登録をいたします。CCUS認定アドバイザーが在籍しておりますので、安心してお任せ下さい!

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。