【家系図】なまえに執着すらしなくなると 夫婦別姓

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。

今年も残すところ2か月ですか。。。
お決まりの「早いですねえ」です。

さて、夫婦別姓、みなさんはどうお考えでしょうか?
賛成、反対、分からない。
興味がない、という方も中にはいるのではないかと笑

当ブログをご覧いただいている方は分かると思いますが、執着を捨てシンプルに生きることを基準としている私にとっては
「姓」にこだわりがありません。

「名前(いわゆる下の名前)」は親が一生懸命考えてくれたもので気に入っていますし、個人を特定するための方法として必要だと思います。
とはいえ、先祖代々、や家元、武家の出身、という由緒ある家系ではなく庶民ですので「姓」にこだわりがないだけです(推測)。
もちろん個人的には、メジャーな姓よりは特徴のある姓が面白いな、とか、響きが好きだな、というのはありますが、この姓と名が合わさったこれでなければ自分自身ではなくなる、とか
アイデンティティが詰まっているから姓を変えることに抵抗がある、という感覚はありません。

ということは、「本名で生きたい」「自分の氏名を大事にしたい」と夫婦別姓で悩んでいる方はそれだけ思入れのある人生を歩んでこられたのだなとも感じます(いろいろあると思いますが)。

そもそも「名前」って何だろう、と、家系図作成のお仕事上調べてきた「なまえ」について簡単にイメージ図を作ってみましたのでアップしました。

姓、氏、名と字は同じでも呼び方や意味合いが異なるためちょっと分かりにくいですよね。
名前の歴史について分かりやすく説明しているサイトがあるのでリンクしておきます。

歴史を紐解いていくと、”氏名”という制度ができたのはごく最近であることがお分かりいただけると思います。
明治維新後は、庶民は名字を持つことに憶測をし警戒し、必要を感じず届出をしなかった、まさにマイナンバー制度と同じですね笑
無理やり名字をつけさせた経緯があります。

かつては男子(長男)にしかつけられなかったり、身分の違いで名称が様々あったり。
近現代ではフェミニズム的思想も芽生え、今日があるので、一概には何が正しい・間違っている、なんて言えません。
今の価値観で昔を見れば「ありえないこと」「ひどいこと」が往々にしてあります
でもその時代はそれが”一般的(普通)”だった。

それ以上でも以下でもなく事実です。
過去を持ち出して「だから〇〇」というのはナンセンスだと思います。
今と未来をどうしていくか、どうしていきたいか、が問われているのだと感じます。

ですので
「こうでなければならない」
「こう思わなければならない」
に囚われると苦しいのではないかとも感じるのです。
・その価値観は誰かが植え付けているのではないか?
・そう言われたから、そう聞いたから信じるのか?
・”みんな”そうだと思い込んでいないか?

本当に自分はどう感じるのかを大事にしながらいろんな決断をしていきたいと思います。

色々と執着をなくすとラクですよ笑

ということで、家系図作成や祖先をたどる旅に出ると「家」と向き合うことになります。
それは大変興味深いことです。

私は姓にこだわりがない、なんて言っていますが、我が家は「家」で色々考えているので案外何年後かに娘や息子が姓を変えたくない!なんて言う日が来るかもしれません(^^)

気になる方はお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。