行政書士業再スタート、家族でダウンシフト、22時にはGood night!?

ブログにお越しいただきありがとうございます。

行政書士は各都道府県単位で会をもっており、どこかに所属しなければなりません。
この度、長崎県から和歌山県へ事務所を移転するにあたり、所属する会も変更となります。
その手続きも自分一人でどうにかなることではない部分もあるため、時間を要しております。
でもいよいよ新天地で再スタートです!

先日、和歌山県岩出市と紀の川市の行政書士会那賀支部の支部長が事務所調査に来られました。

和歌山県に移住してきて最初の士業の方。

知り合い0ゼロの私としては大事な出会いです(近くに義父母がおりますが二人も地元の人間ではありません)。

当初10分以内で終わるとのことですが、あれこれ質問し引き留めてしまいまいました。
全神経を集中して話を聞きました。
そこから得たこと。

ビジネスは(も)出会いが全て

我ながらなんて陳腐な答え!!!

でも人の紹介から仕事が広がりやすい士業の仕事。特に地方はそうです。
知り合いの知り合いはやはり安心感が違いますよね。

まずは一人の方に信用していただけるようにするしかない。
その人とその家族や仲間のためにお力になりたいので、地道な人間関係を作ることが実は近道なのかな、と思う今日この頃です。
地方ではインターネットがメインにならないのかなあーと。

信用、という点で本当は自宅外に事務所を構えたいのですが

・土地勘がない
・家事子育てを負担と思いたくない
・お金がない(9割これか)

3ない(ネガティブ(;’∀’) で自宅の2階の1室を事務所としました。
快適です、ありがとうございます。

鍵付きキャビネット、デスクも新たに購入し、約1か月かかって形が整いました。
とはいえ、インターネット工事がまだ進んでおらずFAXが繋がりません。

家族のライフスタイルもガラリと変わったのでそれが落ち着くまでは行政書士業はお休みしておくか。。。

というわけにはいかなーーーーーい!!
現実があります。

今回長崎県行政書士会から和歌山県行政書士会へ移ったのですが、その際に入会金20万円が必要だったのです。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

やっと、長崎で支払った分を取り戻せたかな?という矢先にこれ。
もちろん自己都合なんですけど、でもね、また新たに20万円って・・・。
うーん、大きいです(庶民)。

というわけで、家でまったりくつろぐ時間はなし!
夫の収入は額面上グッと下がったので夫婦で力を合わせて働かなければならない現実があります。

かといって悲壮感はないです。

出張・転勤がなくなった夫の勤務時間は減り、仕事内容もストレスフルではなくなったことが大きいです。
前職でもステキな出会いがありましたし、長崎に赴任したことで得た経験も大きく前の職場にも感謝しています。

新しい職場ではとっても歓迎してもらい、日々充実しているようです。

かつては給与が増えるほど、差し引かれる税金や支払う社会保険料なども増えました。
手取りが劇的に増えるわけではないので生活水準が上がるわけではありません。

ライバルひしめく仕事はキツくなるばっかりで(営業だったので社内外の人間関係も)、管理職に片足つっこめば挟まれて。
加えておうち大好き人間の夫は出張といつ来るか分からない転勤にモヤモヤしていました。

転勤前提だと配偶者も仕事がしづらいですし、子どもとはどこかで離ればなれになります。
それがどのタイミングかが分からないので計画が立てにくいのも確かです。
色んな町に住めて楽しいこともありますが、定位置がない、というのも何かと大変だなあ、と子どもができてから感じるようになりました。

そんな転勤がある仕事が当たり前と思っていた中、ここ数年夫婦で色々悩み考えました。
これから先どう生きていこう。
お父さん一人で家族を養えなくなったらどうしよう。
子どもたちをどんな風に育てていこう。
私たちは何に1番幸せを感じるんだろう。

レールの上に載る人生ですらめちゃくちゃ大変な今。
自ら降りていくってどういうことだろう。

ダウンシフト(en:Downshifting)とは、生活様式に関する社会的な潮流・傾向の一つである。 過度な出世競争や長時間労働、物質主義的、唯物的な生活環境を日常から排し、よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度の劇的な変化を指し、また、そうした生活態度は減速生活と言われる。(Wikipediaより)

家族みんなで晩御飯が食べられることと子どもの教育環境を優先することにしました。
夫もかなり不安で不安でしょうがなかったようですが。今もですけど(;^ω^)

何とかなる!はず!する!

おかげでQOLはグッと上がりました。

玄関先に椅子を出し、コーヒーやビール片手にまったり”チェアリング”するのが愉しみです。

チェアリングとは、持ち運び用に軽量化された椅子を野外に設置し、そこに腰かけて主に飲酒などをしながら過ごす行為を指す造語。(Wikipediaより)

安上りなんですけど贅沢な時間かな、と。
ブランドモノにも興味が全くなく、田舎にいるのでショッピングするのには障壁があり、物欲が激減しています。
そもそも人混みがムリになり、ウィンドウショッピングも苦痛でしかなくなった30代。あらら
見ると欲しくなるのは人の常なので避けているっていうのもありますけどね。
お洋服にしても本当に必要になってからトレンドも事前に調べてお店に行くようにすると良いです。

物欲は減ったけれど食欲はある、という自分の欲求についても見つめなおしました。(笑)

自分にとって快適で安心できて幸せな状態はどういう状態なのか。

旅行をすること?
人からスゴイと思われること?
寝ること?
読書をすること?
ガーデニングをすること?
踊ること?
お金をいっぱい持つこと?
みんなでワイワイすること?
人に喜んでもらうこと?

それが分かると、それ以外が不快で不安定でストレスになる、ということなのでそぎ落としていきます。

そりゃストレスが全くなくなることはありませんよー。
家族で暮らす以上、揉めることもありますからイライラもします。
しかし、すぐに笑顔が取り戻せるかが大事かな、と思っています。

美味しいものを大切な人といただけるのが幸せだなーとかみしめています。
うわあ、わたし単純!


バタバタと引っ越しの片付けやいろんな手続き、幼稚園や小学校のことでてんやわんやで過ごし、ふと夜になると
長崎が恋しくなりました。特に野母崎や脇岬など南部の海に行きたい!!!衝動にかられました。
なんとホームシックにかかったのです。

長崎の海はほんとに心洗われます

この歳で!?
学生時代に留学した時以来で、自分でもびっくりです。
娘たちではなく私が・・・(笑)

関西に住むのは初めてで、緊張しているのでしょう。
長崎の街が居心地良かったから余計ウルウルってなってしまいました。

でも、これからはここ和歌山、岩出に根を張り頑張っていきます。
早寝早起きができるようになりました。
九州より日が暮れるのが早く、日が昇るのが早いからです。

お隣の紀の川市やかつらぎ町はフルーツ栽培が盛んで、季節に合わせて美味しそうな果実が店頭に並んでいます。
長崎では実行できなかった、スパイスカレーとフルーツの融合をここ紀州で実現したいと思います。

紀州ご当地カレー!!!
試作品を作りこちらの方々のご賞味いただきたいと思っています。
和歌山県は食べ物でこれといった名物がない印象です。ごめんなさい!
ホームページのトップページのイラストをどうするか悩んだときに和歌山モチーフが中々思いつかなくて。
パンダ?

梅干しやみかん、柿など生産物そのものはありますが、料理でいうと和歌山ラーメンだけ思いつきます。
ごめんなさい!
これから知っていきます!

ちゃんぽんやトルコライス、カステラなど長崎は恵まれていますね(#^.^#)

事務所調査からお金のこと、ホームシックと和歌山での旗揚げまで。

内容がバラバラになりましたが、今の心境を綴ったということで良しとしまーす。

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。