来る3月9日(土)16時~(例年18時前頃まで)長崎歴史文化博物館エントランスホールにて、チャリティーコンサートが開催されます。
東日本大震災から早8年。
地震発生時、私はちょうどさいたま市内のマンション6階に住んでいました。
ものすごく揺れ、マンションが倒れるのではないかと怖くなり
0歳2か月だった娘を抱きかかえてお風呂場に避難しました。
ちょうど前日の夜に阪神大震災を経験している夫に「もし地震が起きたときはな・・・」という話を聞いていました。
ユニットバスなので、万が一マンションが倒れても助かるかもしれないと咄嗟に思ったのです。
浴槽には残り湯が5㎝ほどあったのですが、バッシャンバッシャンと大きく波打っていました。
娘はギャンギャン泣きました。私がぎゅうっと抱きしめすぎていたかもしれません。
夫の防災意識が高かったので、高い家具はリビングにはありませんでしたし、なるべくモノを積み上げないようにしていました。
そのため、そこまで部屋の中が荒れ果てた訳ではないのですが、食器棚の中から食器が飛び出し割れたのを見ると何ともいえない気持ちになりました。
激しい揺れが収まった後にTVをつけると、津波情報が流れており、その後はみなさんご存知の通りです。
福島原発事故も重なり、余震は続き暗澹とした日々を過ごしました。
それでも、ケガもなく家族と一緒に居られるありがたみを感じずにはいませんでした。
当たり前だった風景、日常、がいかに幸せなことなのか。
地震は私の人生観をガラリと変えました。
遠く離れた九州から、できる事は何かないかと立ち上がり行動を起こした人もたくさんいらっしゃいます。
そのうちのお一人に我が子たちのピアノの恩師がおり、震災孤児・遺児への寄付を目的に、音楽を通して人々から募金を募る活動を続けてらっしゃいます。
それに賛同したアマチュアからプロの音楽家(戸町中学校吹奏楽部、長崎東高等学校吹奏楽部)たちが演奏を披露してくださいます。
演奏される曲目や楽器もさまざまでとても見応え聴き応えがありますよ。
長崎歴史文化博物館もずっと協力してくださっております。
ありがとうございます。
もしお時間ある方はぜひお越しください!
ネットで手軽に音楽が聴けるのも便利でいいですが、生演奏はやっぱりいいですよね。
五感を感じて心身潤わせてください(*’ω’*)